Motochiyori

亡き母が残した着物を通して改めて母と語り合い、昔の日本女性の心を理解したいと思う60代の女性です。

下着 小ワザ

補正用伊達締め「すずろベルトワイド」を使ってみた

「補正をしつつ着崩れを防止し、楽に過ごせる」といわれている幅広のメッシュベルトを試してみました。 メッシュベルトを胴に巻く?…昔の着付けでは考えられないような補正方法ですが、意外な使用感でした。

イベント訪問

弓浜絣にえび茶の帯で「ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」へ その2

葛飾北斎と聞いて私がイメージするのは富嶽三十六景の富士山と青い波の錦絵です。着たいと思った着物は明るい藍色の木綿絣でした。 (なお、本記事は「その2」ですので、前回の記事を未読の方はぜひこちらからご覧 …

イベント訪問

弓浜絣にえび茶の帯で「ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」へ その1

CREATIVE MUSEUM TOKYOで「北斎のしわざでした。展」を鑑賞。集中線やギャグ描写など、現代マンガやアニメのルーツを体感できる展示が魅力です。自宅で義祖父が遺した北斎漫画第二編を発見し、展示作品と比較。明治時代から愛された北斎の世界を探ります。

コーディネート/着方

三十三回忌・五十回忌の法事に紗紬を着る

私は9月の法事に参列することが多いのですが、今年も暑さの中、三十三回忌と五十回忌を併せて行う法要に行ってきました。 その日の取り合わせを自分の記録として残します。内輪だけの法事ですのでマナーの参考には …

イベント訪問 生地

綿絞りの単衣に麻の型染め帯で大倉集古館「藍と紅のものがたり」へ その2

前回は大倉集古館の藍染と紅花染の展示をご紹介しましたが、今回は当日の藍染の着物などを中心に取り上げます。 昔の藍染と紅花染が展示されている会場をイメージして選んだものは明治生まれの作家による着物と帯で …

イベント訪問 コーディネート/着方

綿絞りの単衣に麻の型染め帯で大倉集古館「藍と紅のものがたり」へ その1

日本の色彩文化に欠かせない藍と紅。先日、大倉集古館で開催されている藍染と紅花染についての特別展に行ってきました。

コーディネート/着方

夏の終わりに絽の着物と櫛織りの袋帯、カメオブローチの帯留めで音楽会へ

8月末の音楽会に櫛織の袋帯を締めました。 盛夏は粗い織り目の軽い帯ばかり着用していましたが、秋を意識した装いにしてみました。古いカメオブローチを帯留めとして使いました。

コーディネート/着方

絽の小紋・羅の帯・白蝶貝の帯留め ~金唐革バッグに麻の手提げ袋で~

母から受け継いだ絽の小紋と羅織りの帯で作る夏のコーディネート。道明の鎌倉組帯締めに白蝶貝帯留め、金唐革バッグと麻の手提げ袋を組み合わせた涼やかな装いと着こなしのコツをご紹介。

履き物

カレンブロッソ カフェ草履を夏の着物に合わせる

夏の着物にはかかとが低い草履を合わせる習慣があった私ですが、履きやすさを第一に考え、 先日購入したカレンブロッソ カフェ草履を絽の着物に合わせてみることにしました。

手入れ 浴衣

絞りの浴衣を手洗いする

夏に活躍した有松・鳴海絞りやリユース浴衣を、手縫い部分を傷めずに押し洗い→素早いすすぎ→短時間脱水で手洗いし、ハンガーと室内干しで乾かす手順を詳しく解説。艶やかな凹凸「シボ」を生かしながら、縮みやシワを抑えて畳み直すコツまで紹介します。

浴衣 甚平

夏のイベントには男の子も女の子も甚平?

お祭りや花火大会では甚平(じんべい)を着る男性や子供をよく見かけます。 最近では女の子の甚平姿も見るようになりました。

イベント訪問 暑さ対策

宮古上布の着物に白檀の帯留め ~静嘉堂@丸の内へ~その2

手績みの苧麻糸が生む薄手の光沢と通気性が魅力の宮古上布に、白檀の帯留めや粗紗の帯、越後上布との着心地比較、三分紐や扇子、クラッチバッグ、更紗日傘、パナマ草履などの夏小物を合わせた盛夏の装いを静嘉堂@丸の内訪問記で詳述します。