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はじめに

みなさん、きもの、着ていますか?
わたしは、亡き母が残した着物を通して改めて母と語り合い、
昔の日本女性の心を理解したいと思う50代の女性です。

4年前に80歳で亡くなった母は、
私が幼い頃から家でも着物の生活でした。

すでに昭和40年代の東京では、
幼稚園の送り迎えに和服の人は少なく、
夏の学校参観日にも着物姿のお母さんは珍しい存在でした。

そんな母の着物の膝で育った甘えん坊の末娘である私は、
自然と着物好きになりました。

「お誕生日は何が欲しい?」と聞かれると、
迷わず「おべべ」と答えていた子だったそうです。
(おべべ=着物を意味する幼児語)

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◇母に抱かれる生後6ヶ月の私◇

いくつか和のお稽古事をしながら育った私ですが、
着物に対してそれほどの執着もなく、
日常は洋服中心の生活で過ごしていました。

しかし、子育が一段落し両親を見送り気付いたら50代……
実家に大量に残された、
母の着物や帯たちと向き合うこととなったのです。

 

日本には、
まだまだ沢山の着物が眠っていると言われています。

母や祖母から着物を受け取った方、
着物が好きだけど、どうつきあって良いのか分からないという方と、
是非一緒に、着物について考えてみたいとおもいます。

みなさんも、きもの、着てみませんか?

 

 

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