今日は雨の季節、着物で外出する時に持っていると便利なものをご紹介します。
1.撥水加工風呂敷
①100cmの大判風呂敷
サイズ:100×100cm 素材:ポリエステル100% 本体重量:113g 日本製
水を入れて運べるという強力撥水の風呂敷です。
手触りは布というよりはビニールのテーブルクロスに近いです。
撥水加工の効果が弱まった場合は、アイロンをかけると再び撥水効果を発揮するそうです。
②超撥水風呂敷
サイズ:約70×70cm 素材:ポリエステル100% 本体重量:約65g 日本製
洗濯:洗濯機洗い○、柔軟材使用×
朝倉染布の「ながれ」という超撥水風呂敷です。
コーティング加工ではないので生地は柔らかく、通気性もありそうです。ふつうの風呂敷としても使用できるしなやかさです。バッグに入れてもあまりかさばりません。
洗濯100回でも劣化しないとのこと。
③使い方
例1:急な雨にはさっと取り出し肩から掛けて
例2:濡れた雨コートを包む風呂敷として
例3:バッグが濡れないように包むカバーとして
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例4:泥はねが上がりやすい裾の後ろをカバーすることも…
(きものクリップで止めています。)
使い方はいろいろです。
撥水加工の風呂敷は洋風の柄もありますが、やはり和柄がきものには合うようです。
2.エコバッグ
これらは小さく折り畳めて軽いので、天候に関係なく外出時には必ず持ち歩いているものです。
外出先でコートを脱いだとき、素早くしまえるのは風呂敷よりエコバッグです。もちろん荷物が増えた時にも収納力と軽さが役立ちます。
強力な撥水性はないですが、多少雨に濡れても大丈夫。普段の買い物用エコバッグとは別に、このような和柄をきもの専用としておけばいつまでも綺麗に保てます。
大小2種あります。
①大サイズ
サイズ:横45×縦55(持ち手部分含む)cm、収納時:9.5×8cm
素材:ポリエステル100% 企画:日本、 生産:中国
バッグがすっぽり入ります。
葵唐草文様が可愛らしいです。
肩に掛けるデザインなので持ち手は補強されています。
②中サイズ
サイズ:横40cm(横マチ含む)縦38cm 底マチ13cm、収納時:8×9cm
素材:ポリエステル100% 企画:日本、生産:中国
袋の深さは①と②であまり変わりませんが、こちらは縦長のイメージ。
バッグと一緒に持っていても「大きな袋」という、感じはしません。
3.雨コート巻きスカート
2015年8月2日の記事で紹介したものです。
出先で突然の雨に会った時重宝しています。
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持ち歩くときはコンパクトになります。
きものを泥ハネで汚さないようにするのは大切なことなので、特に夏の外出時には突然の雨に備えて持参しています。
4.その他必要なもの
以前(2016年7月9日)の記事で紹介した浴衣で外出する時に必要なものとして提案したのは…
財布(二つ折りのもの)
ハンカチ
ハンドタオル
手拭い
ティッシュ
化粧ポーチ
扇子
晴雨兼用傘
携帯電話
ペットボトル
ウェットティッシュ
などですが、雨の季節には前述の風呂敷やエコバッグ、巻きスカートの他に、
は必ず持参しています。
雨の季節は荷物が多くなりがちですが、それらは大切なきものを守るために必要なものです。お財布を小さめにしたり、軽めのバッグにするなど、工夫をしてきものでのお出かけを楽しみましょう。