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着物の根付け、お気に入りを素材別に一挙公開! ~続・帯飾り「根付」を考える その1~

投稿日:2018年10月7日 更新日:

鈴、魚、小鳥、印籠の根付け

カジュアルなお洒落を楽しみたい時、簡単に試せるものに帯飾り(根付)があります。

今日は、これまで本サイトでご紹介した物を含め、白檀、珊瑚、有田焼等々、素材別に私のお気に入りの根付けを一挙にご紹介したいと思います。

※ 「帯飾り」には、成人式の振り袖や卒業式の袴を着用したときに付ける造花なども含まれますが、ここでは小さな根付やストラップに限ってご紹介します。

「続・帯飾り「根付」を考える」シリーズ一覧

  1. 【今回】着物の根付け、お気に入りを素材別に一挙公開!
  2. 根付の着用例、コーディネート
  3. 根付の歴史と高円宮コレクション
  4. 更紗のきもので高円宮コレクションへ

1.根付とは?

江戸時代の日本人は、巾着や煙草入れ、印籠、矢立てなどを持ち歩く際、紐を付けて帯から吊るしました。

その紐の端に取り付けた留め具が根付です。

現代ではアクセサリーとしての役割が大きい根付けですが、本来の根付は持ち物が落ちないように留めるための実用品であり、大ぶりのものが多かったようです。

根付けの歴史については、次回以降改めてご紹介したいと思います。

 

2.素材を楽しむミニ根付

それでは早速、私が使用している根付を素材別にご紹介します。

これらは「小根付」とか、「お財布根付」と呼ばれる小さいものです。

その他、一時期誰もが持っていた携帯ストラップ。これらも根付の仲間として、まだ現役で頑張っています。

 

3.植物由来の根付

白檀

印籠の根付け

白檀の印籠に萩の蒔絵が施されています。

じつはこの根付、印籠の蓋が実際に開くという細かい細工が施されています。

 

印籠の根付け

銀座平野屋(和装小物店)が扱っていたもので、平野屋さんに聞いたところ、作者は昭和の根付師・小野沢昌山ということでした。

鈴の根付け

左側が堆漆(ついしつ)です。

長い時間をかけて漆を何層も重ねていき、最後に削って模様を出しています。(鈴の形の物に上から色を塗っているわけではありません)

 

朱色の魚の根付け

堆朱(堆漆)

 

朱色の魚の根付け
△側面

側面を見ると、漆が塗り重ねられ、層になっているのがよくわかります。

一位の木

小鳥(すずめ)の根付け

可愛いすずめの根付けです。

木製でころっとした姿は、昔の根付のミニチュアのようです。

 

4.動物由来の根付

象牙

象牙のひょうたんの根付け

瓢箪(ひょうたん)の根付です。

 

象牙のひょうたんの根付け

よく見ると、ひょうたんの中にさらに小さい瓢箪が……。

多分合わせて6個あり、語呂合わせから「むびょう(無病)」という縁起物だと考えられます。

鼈甲(べっこう)

鼈甲の猫の根付け

鼈甲細工の猫です。

 

鼈甲の猫の根付け

トラ猫の模様を、べっ甲の斑(ふ)でうまく表現しています。

躍動感がありますね。

珊瑚

珊瑚のひょうたんの根付け

珊瑚で作られたひょうたんの根付けです。

 

珊瑚の根付け

こちらは珊瑚をそのままかたどった根付けです。

どちらも薄い色なので、ピンク系の小物に合わせて使っています。

 

5.焼き物、鉱物由来の根付

有田焼

有田焼の根付け

有田焼の根付けです。落ち着いた色合いで気に入っています。

瑪瑙(めのう)

メノウの打ち出の小槌の根付け

打ち出の小槌(こづち)の形です。ワンポイントに赤い色が欲しい時に付けています。

ガラスビーズ、スワロフスキー

ガラスやスワロフスキーの根付け

ガラスビーズやスワロフスキーで作られた根付けです。

洋風なものもありますが、どれも合わせやすいです。

水晶

紅水晶の根付け

紅水晶で作られた根付けです。

 

6.その他の根付

金属

ピューター(錫)の鈴の根付け

元々は英国のピューター(錫を主成分とした合金)のアクセサリーですが、これもそのまま根付けとして使っています。

その他

干支の根付け

縁起物の、干支の根付です。

キーホルダーとして使われることが多いと思いますが、こちらも根付けとして使用することが出来ます。

 

外国の根付け

韓国の土産物ストラップです。

 

少し長くなりましたので本日はここまでにしたいと思います。

次回は、今回ご紹介した根付けを実際に使用した写真や、コーディネートについてご紹介したいと思います。

 

 

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