1月下旬、親戚の一周忌に参列しました。そこで今日は当日の服装や過去の法事での着用例の紹介、そして冬の法事には欠かせない防寒対策について考えます。
冬に行われる法事はとても寒いですが、きものだと都合が良いことも……。
1.法事に着用するもの
①黒喪服とスーツ
一周忌の法要は、和装、洋装共に喪主は黒喪服が一般的です。
近年、葬儀ではきものを着た喪主も、その後は洋服になるケースが多く、一周忌は親族や友人もほとんどが喪服スーツを着用するので、葬儀とあまり変わらない黒い洋服一色になることもあります。
ですからそこに親族や友人としてきもので出席すると、少し目立ってしまうこともありますが、私は故人への思いを込めて、きもので出席するようにしています。
②色喪服
きものの場合、喪主や遺族以外は、一周忌になると色喪服*を着ます。
*色喪服…通夜や法事で着る黒以外の喪の略式礼装のことで、光沢が少なく、吉祥文様の地紋でない紋付き色無地です。
色喪服を着る理由は、喪主よりも一つ格を下げる必要があるからです。
喪主や遺族は一年間は穢れがあり、喪に服するという考え方から黒を着ますが(帯は色喪帯の場合も)、それ以外の人は遺族より控えめにする意味も含めて、略式の服装が好ましいとされます。
(ただし、地方の習慣や家の決まり事によって変わる場合があるので注意が必要です)
今回は、義兄の一周忌でしたので、私は一つ紋付きの色喪服に黒の喪帯という服装にしました。
③過去の色喪服着用例
(ここで紹介した色喪帯は、不祝儀専用ではなく、色喪帯にも使用できる地味な帯です)
色喪服については、以前こちらの記事で取り上げました。
2.一周忌の法事
①黒喪帯で
紫がかったグレーの色喪服に黒喪帯を締めました。
お別れからまだ一年の寂しい気持ちは、黒の帯や小物に託されているようです。
コートや草履も黒です。
紋付き色無地の後ろ姿は、黒喪服より紋が目立つことがあるので、シワがなく中心に紋がくるように注意します。
②黒い洋服の中で……
私以外の出席者は全員洋装の喪服でしたが、お寺の法要にはきもののほうがしっくりくるような気がします。