夏、母が昔お通夜に行く時に着ていた駒絽※の無地(一つ紋入り)の着物。
最近は洋装の喪服がほとんどで、
お通夜に色無地を着る人は見かけなくなりました。(特に夏は……)
※ 駒絽:夏の色無地や訪問着に使われる絽の種類。
※ シャリ感やハリがありさらっとしていて着やすいのが特徴。
今日はちょっと改まったお席へのお出かけなので、このきものに挑戦!
紋付きの無地を着るとなぜか気持ちも引き締まります。
帯は薄いグリーン地に秋草の織り。紗の袋帯。
帯揚げや帯締めには赤を取り入れアクセントをつけました。
しばらく袖を通してあげなかったこの紫無地のきもの……
喪の帯を巻かれてお通夜や法事に行くより、
華やかな帯や小物と共にお茶席やパーティーへ出かけることを喜んでくれているような気がします。