コーディネート/着方

法事の着物と防寒を考える ~一周忌から二十七回忌の着用例と、あったかグッズの紹介~

2020年2月11日

3.簡単な防寒対策

洋装の喪服では下着を長袖にしたり、タイツを履くぐらいしか防寒対策はできませんが、着物の場合はいろいろ工夫できます。

なお、過去には以下のような記事も書いていますので、興味のある方は参考にして下さい。

①タイツ、ストッキング、足袋インナー

和装用のタイツやストッキングを履くことで、かなり防寒ができます。

足袋用タイツ

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足袋型パンティストッキング


足袋用タイツ パンティ部レスタイプ

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足袋インナー

足袋インナー・ロングタイプ


これらは足袋の中にもう1足履くことになるので、足元は暖かくなります。

②レギンス

足首までのレギンスタイプもおすすめです。

 

私はシルクのレギンスを愛用しています。

 

自分でゴムを付けて履いています。

①と違い足首までの防寒なので、足袋は2足履きます。

その際、靴下用カイロを使用します。

このレギンスは現在販売されていませんが、以下のような類似製品はあるようで、今後レビューしてみたいと思います。

③靴下用カイロ

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靴下に貼るタイプのカイロです。

 

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このように足袋の裏に貼ります。

 

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その上から足袋カバーを履きます。

 

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「超撥水足袋カバー・雫(しずく)」です。

 

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撥水性のある足袋カバーです。

 

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一般的な足袋カバーより足によくフィットし、つるつるした感じがないので、足袋カバーとは気付かれにくいと思います。

お寺での法要は足先が寒いことが多いので、カイロ+足袋カバーはとても助かります。

足袋と足袋カバーの間に入れることにより密封性が保たれるので、急に熱くなることもなく、ほんのり温かい状態が持続します。

 

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カイロと足袋カバーを付けた状態。

この日の最高気温は11℃でしたが、足元はポカポカしていました。

④アームウォーマー

さらにもう一つの寒さ対策はアームウォーマーです。

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足首と肘用ですが、袖口で隠れる手首の手前まで下ろして使用すると暖かく、室内ではさっと外せるので愛用しています。
(きものの下に袖のある下着を着てしまうと室内では暖かすぎることがあるので、調節可能なアームウォーマーは便利です)

アームウォーマーについてはこちらの記事で紹介しています。

 

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法要後のお墓参りでは、レギンス、アームウォーマー、靴下用カイロの使用で、コートがなくても寒さを感じることはありませんでした。

 

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