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更紗の染め結城で紀尾井ホールへ

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先日、染めの結城紬で音楽会に行きました。

街が華やぐクリスマスシーズン、着物でコンサートに出かけるのも楽しいです。

大好きな会場についてもご紹介します。

1.紀尾井ホールとは

コンサートが行われたのは紀尾井ホールでした。

①2つのホール

紀尾井ホールは、東京都千代田区紀尾井町にあるコンサートホールです。

新日本製鐵株式会社(現・日本製鉄(にっぽんせいてつ)株式会社)の創立20周年の記念事業として建設され、1995年4月2日にオープンしました。

建物内にはふたつの音楽専用ホールがあります。800席のクラシック専用ホールと、250席の邦楽専用ホールです。

「ふたつの特色ある音楽専用ホールが、音楽家と聴衆を結び、クラシック音楽と邦楽の心をつなぎます。」

と、ウェブサイトでは説明されていました。

②アクセス

JR四ツ谷駅からの行き方をご紹介します。

四ツ谷駅

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四ツ谷駅麹町口を出たら

 

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右手の土手の方に向かいます。

ソフィア通り

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上智大学のあるソフィア通りを歩きます。

 

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イグナチオ教会の前を通り

 

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上智大学の正門前を通り過ぎると

 

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福田家ビルがあります。

福田家ビル

ここにはかつて政財界や文化人が利用した老舗料亭「福田家」がありました。

ビルになる前は日本家屋の料亭で、前には黒塗りの車が何台もとまっていたのを見たことがあります。

ビルになってからも営業していましたが、料亭は2016年に町内の別の場所に移転し、「紀尾井町福田家」となったそうです。

 

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以前の「福田家」は、現在「紀尾井亭」となっています。
上智大学の施設になっているそうです。

 

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福田屋ビル前の「尾張名古屋藩徳川家屋敷跡」の石碑が見えたら…

到着

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紀尾井ホールが入る建物が現れます。
四ツ谷駅から徒歩5~6分でした。

 

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左が紀尾井ホール、右はホテルニューオータニ本館です。

 

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紀尾井ホール正面入口

 

2.特色あるホール

①邦楽ホール

紀尾井小ホールは邦楽専用のホールです。
眺めの良い落ち着いた雰囲気のロビーが魅力です。

 

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小ホールへは、エレベーターで5階に上がります。

 

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△小ホール入口

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△ 眺めの良いロビー

 

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緑の屋根の迎賓館が見えます。

 

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日本画(作:山口蓬春)と花が美しいです。

 

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ロビーに飾られていた龍村光峯*の錦織「和の集(わのつどい)」
ホール内で邦楽鑑賞をする前に日本美術を味わうことができます。

*龍村光峯(たつむら・こうほう)(1946-2019)…龍村織物三代目。 織物美術家。錦織(にしきおり)の第一人者。

 

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こじんまりとした250席のホールは、後ろからでも演奏者の手の動きや表情がよく見えます。

 

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響きを抑える音響設備で、なまの演奏をはっきり聞くことができます。

②クラシックホール

邦楽専用の小ホールに対して、クラシック音楽専用の中ホール(大ホールとは言わないようです)は、ヨーロッパ調でガラッと雰囲気が変わります。

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△中ホールのロビー(入口付近・クロークがあります)

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△2階にあるバーコーナー

 

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欧州の伝統的スタイルのホールで、「シューボックス形式」と言うそうです。(靴を入れる箱の形、直方体の形から)

<クラシック音楽のリサイタル・室内楽・室内オーケストラの演奏に最もふさわしい音響空間を創造するために>この形式に作られたそうです。(ウェブサイトより)

 

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1階2階共にバルコニー席があり、ゆったりした空間で鑑賞できます。

 

3.当日の装い~結城紬と金唐革~

 

①花更紗文様のきもの

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クリスマスシーズンなので、雪の結晶にも見えるアラベスク文様の更紗の染め結城を選びました。

 

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結城紬でも染めの付下げ風になっているので、エレガントな感じに装えます。

 

この着物についてはこちらで取り上げています。

 

②綴れ帯

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綴れ織作家の伊達静さんの帯を合わせました。

 

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以前は色違いのグリーン系の綴れ帯を合わせましたが、ちょっと冷たい感じで、着ていてもあまりテンションが上がらなかったので、ワインカラーにしてみました。

 

綴れ帯についてはこちらで取り上げています

③帯留め

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愛用のツリーのブローチです。

今回は帯留めと紐の色を同じにしてみました。帯の色が強いので、他をおさえる感じです。

 

ブローチの使用方法などについてはこちらで取り上げています。

④金唐革のバッグ

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バッグはぶどう柄の金唐革(きんからかわ)です。

 

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「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。」(ヨハネによる福音書)とあるように、ぶどうはキリスト教の象徴ともいえます。

そんな理由からクリスマスシーズンに葡萄更紗文様のバッグを持ちました。

金唐革*作家・福島粂子さんの作品です。

*金唐革(きんからかわ)…15世紀のルネッサンス時代のイタリアで生まれた皮革工芸です。
革に金属箔を貼り、文様をプレスして、黄色のワニスを塗ります。そしてさらに彩色して仕上げ、壁掛けや部屋の壁全体に貼り込む革壁として使われていました。
日本には17世紀(江戸時代)にオランダとの貿易で伝わりました。革壁を使わない日本では、裁断された金唐革で煙草入れなどの小物や、刀の柄や鞘などが作られ流行しました。
金箔を張った外来の革「唐革」という意味で「金唐革」と名付けられたようです。

 

金唐革と金唐革紙について取り上げています。

 

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友人と紀尾井ホール2階ロビーにて

この日の音楽会はオペラのアリアなどのほかに、クリスマスキャロル、アヴェ・マリア、ミサ曲なども演奏され、クリスマス気分を満喫することができました。

 

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紀尾井ホール向かいのホテルニューオータニのクリスマスイルミネーションも美しかったです。

 

 

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