着物用小物

クラッチバッグを考える その2

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今日はクラッチバッグ(抱えのバッグ)の二回目。いろいろな素材のものを取り上げます。

前回の記事はこちら

5.自然布のクラッチバッグ

①自然布とは

自然布は木の皮や草の茎部分の皮から採った繊維で作られる布のことです。

自然布の糸を緯(よこ)糸だけに用いたり、経(たて)糸、緯糸ともに用いる場合があります。

②麻

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中川政七商店の手織り麻のポーチです。

夏には麻の手触りが一番気持ちが良く、サブバッグとしても重宝しています。

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△素材アップ

③科布

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△科布(しなふ)*のクラッチバッグ

*科布…まだぬのとも呼ばれる古布で、科木(シナノキ)の樹皮から繊維をとって織ったものです。(2017.7.9の記事参照

 

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木の皮の繊維らしく手触りはザラッとしています。

 

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麻絽のきものに科布の帯とクラッチバッグの組み合わせです。

④芭蕉布

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喜如嘉の芭蕉布*で作られたクラッチバッグです。

*芭蕉布… バショウ科の多年草イトバショウから採取した繊維を使って織られた布のことです。

1974年に沖縄県 大宜味村喜如嘉(おおぎみそん きじょか)の芭蕉布が国の重要無形文化財に指定されています。

(芭蕉布のきものについては、2017.7.31の記事参照

 

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縞模様が気に入って、夏以外にも使用しています。

 

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小さいのでサブバッグとして手提げに入れています。

 

6.和紙のクラッチバッグ

①白石和紙

白石(しろいし)和紙とは、宮城県白石市で作られる和紙のことです。

 

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拓本染め*の白石和紙で出来たバッグです。佐藤忠太郎紙子工房に注文して作っていただきました。

持ち手がバッグに収まる仕様になっています。(2017.9.10の記事参照

*拓本染め…胡桃(くるみ)、黄蘗(きはだ)、浜茄子(はまなす)などの天然の染料で薄く染めた和紙を、模様を彫った版木(はんぎ)にたたいて密着させ模様を打ち出したものです。(一部化学染料も使用します)

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△生地アップ

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拓本染め和紙のバッグは、カジュアルからよそ行きまで、どんなきものにも合わせやすいです。

②和紙の袋

紙袋もクラッチバッグの仲間だとして…

 

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京都黒谷和紙の袋です。

 

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学生の頃から、本やプリントなど入れて使用していました。とても丈夫でまだ現役。手洗いで洗濯したこともあります。

 

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バッグの代わりにはなりませんが、柔らかな和紙の風合いはきものに合います。

③和紙の書類入れ

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黒谷和紙の書類入れです。

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△和紙のアップ

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しっかり出来ていて持ちやすいのですが…

 

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その都度紐を結ばなくてはならないので、クラッチバッグとしては不向き。書類や本などを入れてカバンにしまう使い方をしています。

 

7.洋装と兼用でも

洋服用のクラッチバッグでも、小ぶりのものならきものに合います。

①革のバッグ

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このようなバッグでも

 

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持ち手を外せば(金具は中へ入れます)

 

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きものでも使用できます。

②和洋兼用

夏に向けて和洋兼用のストローバッグ(麦わらバッグ)を購入しました。

 

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届いた時は軽さにびっくりしました。

 

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千鳥格子(ハウンドトゥース・チェック)柄になっています。

持ちやすい台形のクラッチバッグです。

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△アップ

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肩掛けチェーンが付いていますが

 

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外すことができます。

バッグは158gという軽さになりました。

 

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外したチェーン

 

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バッグの内側です。

 

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スマホはゆったり入ります。

 

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バッグの形が和装によく合うので、夏のきものでなくても使用できそうです。

製品リンク

 

同じきものでも手にするバッグを替えるだけで新鮮な気分になることもありますね。

ちょっとレトロな雰囲気になるクラッチバッグを皆さんも試してみて下さい。

 

 



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