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防寒対策インナー ~あなたは化繊の肌着でも大丈夫?~

2021年12月26日

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過去の記事でも防寒対策インナーを取りあげてきましたが、今日は敏感肌の人向けの綿100%のインナーに注目してみます。

綿100%にこだわりのない方には必要のない内容かもしれません。ご了承ください。

1.着物の防寒インナー

①今まで取り上げたインナー

過去の記事で取りあげたインナー(トップス)は以下の通りです。

DHCストッキングインナー

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ストッキングのように薄くて表にひびかないので愛用していました。

 

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ナイロン60%、ポリプロピレン40%。
軽さとあたたかさが特長です。

今は販売されていないようですが、ストッキングインナーとしては他にもあるようです。

「和装インナー ヒート+ふぃっと 七分丈シャツ」

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舞妓さんの意見を取り入れて作られたという和装用インナーです。

デザインも可愛らしく、ステテコもセットになっているので娘も愛用しています。

 

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素材
【本体】アクリル39.6% ポリエステル32.1% レーヨン25.2% ポリウレタン3.1%
【レース】ナイロン・ポリウレタン

化繊100%のわりには肌触りや着心地がよいです。

グンゼ「グンゼ インナー トゥシェ Intimate 着るコスメ 綿100% 八分袖」

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洋服用の木綿の肌着ですが、襟ぐりが大きいので下からの着脱が可能。

最近はもっぱらこれを着ています。

  • 素材
    • 綿100%
    • フライス(丸編み機で編み上げた編地)
    • 3つの天然美容成分を配合
    • 抗菌/防臭加工

上記のインナーについては、以前、こちらの記事でも取り上げました。

②加齢と共に肌は敏感に?

私はそれほど敏感肌ではなく、洋装の外出ではユニクロのヒートテックを着ることもあります。

けれども最近、長時間の着用は肌がカサつくような気がするので、家では木綿のインナーに着替えています。

ヒートテックなどに用いられるポリエステルやレーヨン・アクリルは化学繊維なので静電気が起きやすいです。

この静電気が肌を刺激して、チクチク感じたり痒くなったりするのだと思います。

加齢と共に肌は敏感に(乾燥肌に)なるため、以前は何ともなかった化繊の肌着をだんだん肌が受け付けなくなるのは自然のことなのでしょう。

ましてや着物はその上に重ね着していくので、洋服よりも肌に刺激を与えてしまいます。一度気になったら、静電気が起きにくい木綿の肌着を使用する方が良いと思います。

 

2.グンゼの綿肌着を新しく購入してみた

愛用の「グンゼ インナー トゥシェ Intimate 着るコスメ」が少し傷んできたので、別のインナーを2種類購入してみました。

①グンゼ kitemiru 柔らか綿100% 8分袖インナー

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「キテミル」というシリーズのようです。

素材/本体 綿100%

 

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やや厚みのある生地です。

「ソフトタッチ・天然素材極める」とありましたが、普通の木綿肌着でした。

②グンゼ 8分袖インナー シームレス

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8分袖インナー シームレス

本体 綿100%
ゴム編部 綿80%、ナイロン10%、ポリウレタン10%

 

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手触りは柔らかです。

 

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洗濯タグがなく、転写プリントです。
(今回はLサイズにしました)

 

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ゴム編部

 

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両脇には縫い目がありません。

 

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襟周りには縫い目があります。

ここを断ち切りのシームレスにしてしまうと型崩れしてしまうからでしょう。

③着用の結果

①のkitemiruのインナー

1回洗濯(柔軟剤使用)してから着用しましたが、少し肌への刺激を感じました。生地になめらかさがないようです。

乾燥機は不可なのですが、試しに使用したところ少し縮んでしまい、着脱がしにくくなりました。1サイズ大きめにすればよかったです。

②のシームレスのインナー

なめらかな肌触りで、着心地が良かったです。こちらは<洗濯+乾燥機使用>でも縮みませんでした。
①のkitemiruは快適ではなかったため着用をやめ、②のシームレスインナーを着ることにしました。

 

3.綿100%インナーを使うときの注意

①シームレスのインナーで

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シームレスのインナーをトルソーに着せてみました。
襟ぐりはかなり大きいです。

 

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後ろもこのくらい開いていれば着物でも大丈夫です。

けれども、このまま着物の下に着ることは出来ません。少し工夫が必要です。

②裾と袖を折る

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裾はそのままの長さではゴロゴロして外にひびくので、必ず折り返します。これがウエストの補正にもなります。

八分の袖も袖口から見えてしまうので、折り返します。着用していて落ちてくることはありません。

私は寒い日に外で長時間過ごすときなど、なりふり構わず(?)袖を下ろしてしまうこともあります。
それだけでかなり暖かいです。

 

4.インナーを着ない場合の防寒方法

木綿の長袖インナーは化繊のインナーより着心地がよいですが、それでも暖房のきいた室内では暑くなってしまうこともあります。

ですから私は劇場や美術館、ホテルなどに出掛けるときはインナーは着用せず、「シルクの肘用サポーター」を使用しています。

 

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△ 絹と綿の二重編み 「足首ウォーマー兼肘用サポーター」

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△ 表の素材は綿で

 

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肌に触れる裏はシルクです。

 

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寒い日は手袋を使用すれば

 

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袖口からの冷気も防げます。

サポーターは着脱が簡単なので、室内では手袋を外すようにサッと取り、寒くなったらまた装着します。

 

今日は木綿のインナーとサポーターを取り上げました。

お正月まであと少しになり、着物での初詣を計画している方も多いと思います。防寒対策の参考にしていただければ幸いです。

 

 

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