着物用小物

根付と手拭いで新しい年を

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今日は新年を迎える準備として根付と手拭いをご紹介します。

1.新しい手拭いで新年を

11月になると来年の干支の話題が出るようになりますね。毎年お訪ねしている恩師に今年も干支の手拭いをお届けしました。

①銀座くのや「道筋」手拭い

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以前にもご紹介した銀座くのやの干支手拭い「道筋」です。

 

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来年は戌年。赤で染められています。

来年1月に95歳になる恩師は手拭いが大好き。特にこの「道筋」を気に入っていらして、毎年お持ちしています。シンプルですが心和むデザインです。

以前訪問した際の記事(2014.12.132016.12.25)でも取り上げています。

 

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この日の先生は、洒落た松皮菱(まつかわびし)柄の手拭いを首に掛け、いつものようにユーモアを交えた楽しいお話をよく通る声で聞かせてくださいました。

私が今、日常的に手拭いを使用しているのは、「手拭いは本当に便利ですよ」と先生がすすめてくださったのがきっかけです。

②北斎の手拭い

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以前、すみだ北斎美術館で気に入って購入したこの手拭いもお揃いでお持ちしました。

 

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梨園染手ぬぐい「 富嶽三十六景 神田駿河町」で、寿の凧があがっているお正月の風景がえがかれています。越後屋(現在の三越)の印が見えます。

先生は、富士山があるからか「風呂場に飾っておきたくなるような柄ですねえ」とおっしゃっていました。

先生の変わらないお姿に安心しました。来年もお元気でいて下さることでしょう。

③赤い手拭い…手元は華やかに!

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これは先日、友人からプレゼントされた江戸小紋柄の手拭いです。

 

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△ ピンクのうさぎ柄

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△ 打ち出の小槌と宝袋のおめでたい柄

手元に赤いものがあると気分が高揚して良いですね。地味な紬のきものを着た時など、バッグからのぞく手拭いの色はアクセントになります。新年から使うつもりで今から楽しみにしています。

 

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普段はちょっと首に巻いて使うのも可愛いかも♪

 

2.干支の根付

その年の干支の根付は縁起物として、また生まれ年の干支の根付はお守りとして、私は持ち物に付けたり帯飾りとして使ったりしています。

①犬張子の根付

来年の準備として、犬張子の根付を帯飾りにしました。

 

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お財布などに付ける場合鈴はそのままですが、帯飾りにする時はいつも鈴を外しています。(行く場所によっては音がしない方が良いので)

けれども鈴には魔除けの意味もあるので、外したものは捨てずに紐をつけて別に使用することにしています。

犬張子は子供の成長を願うお守りとして馴染み深いものですね。やはり魔除けや無病息災の意味があるようです。

②使用例

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おもちゃみたいな根付ですが、このような地味で濃い色の帯に合わせると収まりが良いようです。

 

3.便利な根付(帯飾り)プレート

根付の使い方や根付プレートについては以前取り上げましたが(2015.1.3)、ここでは先日購入したプレートをご紹介します。

 

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今までより長いプレートです。(長さ11cm)

 

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今まで使用していたのは6cmと7cm。

長いプレートの方が挿した時に安定しそうです。特に重めの根付を使用する時は、帯から抜け落ちる心配がなく安心ですね。

 

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プレートはプラスチック製で猫は本べっ甲。でもあまり区別がつきません。

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