着物用小物 買ってみた

きものに合う「金襴マスク」

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皆さんはきものを着るとき、どのようなマスクをつけていますか?

今日は着物に合う和風マスクをご紹介します。

1.和服のときのマスク

①和装のマスクの難しい点

以前は想像もしなかった<マスクなしでは外出できない>という日々が続いています。

私は洋服では自然にできるのに、和服のときはマスクがなかなか慣れず、違和感を感じていました。

それは、

  • どんなに良いきものを着ても、最後に味気ない使い捨てマスクやポリウレタンマスクをすると、せっかく上がった気分も下がり気味になる
  • 手ぬぐい生地の和柄マスクや、着物の生地を使った派手なマスクは、柄の主張が強すぎて、きものの色や柄と合わないことが多い
  • 夏場はおしゃれなレースでも良かったものの、冬には少し寒そう

という理由からです。

②理想のマスクは?

私にとっての着物に合うマスクは…

  • 和風であること
  • 柄が控えめなこと
  • 色が派手でないこと
  • 着用感が良いこと

という条件を満たすものです。

そこで、次のようなマスクを購入してみました。

 

2.西陣織金襴マスク

①届く

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△日本製 西陣織金襴マスク

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△立涌文様・藤

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△乱菊桜・白

この2つを選びましたが、実際は全19種類で、色柄が豊富です。

今人気の市松柄もありました。また、子ども用サイズもあるようです。

②素材と特徴

素材

表地:西陣織金襴
裏地:綿

となっていますが、表地はポリエステルのようです。

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△表地拡大

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△綿の裏地(ファンデーションが付いても目立たない色です)

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縫製はしっかりしています。

大きさ

縦:12cm
横:20cm(ゴム含まず)

特徴

マスクゴム紐の「長さ調整ストッパー」がついていることです。

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△ストッパーと取り付けるための器具(使い方は動画で見ることができました)

③洗濯してみた

使用する前に洗濯してみました。

中性洗剤で押し洗い後、タオルにはさんで水気をとってから干しました。

 

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型崩れはありませんでしたが、裏側にシワが見られます。

 

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左は洗っていないマスクです。

大きさを比べてみます。

 

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上に洗ったマスクを重ねました。

横幅が少し縮んだようです。

 

3.試してみる

①乱菊桜のマスク

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紐の調整用ストッパーを付けてみます。

 

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大きい穴と

 

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小さい穴があります。

 

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大きい穴の方から針金を差し込みます。

 

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この針金の輪の部分に……

 

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ゴムを入れます。

 

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引っ張ると

 

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ゴム紐が通りました

 

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好みの長さにして出来上がり

 

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このマスクは白地に桜の織柄が目立ちますが、

 

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地紋は乱菊文様です。

白地なのでどんな着物にも合いそうです。

②藤色の立涌文様マスク

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洗濯後のマスクを着用しています。

やや縮んだものの、大きさはたっぷりめです。

 

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膨らみのある形状なので、口元に空間があり、口紅が付きにくいと感じました。

③感想

このマスクはゴム紐の調節が楽にできるところが良いと思いました。

私の手元には、生地が素敵でも着用感が良くなくて使わなくなったマスクがけっこうあるので、その点では使えそうです。

ただ、ポリエステル金襴は通気性が良くないので、暑い季節には向かないと思います。

 

 

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