「枕うけ」を使って作り帯を見栄え良く装着する……作り帯を考える(2)

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今日は作り帯を安定して着用できる道具をご紹介します。

作り帯の問題として前回挙げたのは次の3点です。

①お太鼓が不安定な気がする。
②お太鼓が薄くなる
③人が見たら作り帯だとわかるのでは?

これらの問題を解決するために、「まくら受け」という商品を購入してみました。

1.枕うけ

①届く

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注文後 2日で届きました。

②よく見る

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商品名は「まくら受け」です。

 

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このような形です。

 

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  • 長さ 約12cm 最大幅 約11cm 重さは34gでした
  • 表地:レーヨン100%
  • 中はプラスチックではなく、金属製だと思われます。(磁石が付いたので)

 

2.装着方法

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①胴の部分を巻いたら、背中心を確認して差し込みます。

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②枕をくるんだお太鼓をその上に載せます。

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③お太鼓を作り出来上がり。

 

3.比較

まくら受けを使ったときと使わないときはどのくらい違うのでしょうか?

お太鼓の重さによっても比較してみます。

①紬の帯の場合

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このお太鼓の重さは軽く、252gです。

何もなし

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手ぬぐいを使う

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※ やり方は以下の記事を参照ください

まくら受けを使う

3555-3558

*三通りで大きな差はあまり見られないようですが、まくら受けを使うとお太鼓に厚みが出ました。

②綴れ帯の場合

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このお太鼓の重さは444gです。

通常は一重太鼓で締めるところを、帯が長かったので作り帯にし、二重太鼓にしました。

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△さきほどの色大島に二重太鼓の綴れ帯を着用したところ

何もなし

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まくら受けを使う

3562-3567

重みのある帯では違いが出ました。

まくら受けを使うと安定感が増し、お太鼓にボリュームが出ました。

ただし、完成形のお太鼓なので、まくら受けにのせる分、お太鼓が短くなってしまいました。

 

3.感想とまとめ

①まくら受けを使ってみて

まくら受けの良い点

  • 重い帯でも安定して着用できました
  • 初心者でも簡単に作り帯を装着できます
  • お太鼓に厚みが出るので、作り帯だとはわからないくらい見栄えが良くなりました
  • 背もたれに寄りかかっても痛くありませんでした

まくら受けの気になる点

  • 完成型のお太鼓だと短くなります
  • まくら受けを挟んでいる感覚があるので、着用中はずっと背中がカッチリした感じでした。
  • カジュアルきものに作り帯で気楽に装いたい場合には不向きかと、私は思いました

②使い分け

重い帯やフォーマルな袋帯にはまくら受けは有効ですが、気楽に着たいときは手ぬぐいで十分だと思いました。

手持ちの作り帯の種類によって使い分けるのが良いと思います。

③腰の補正をしっかり

作り帯をうまく装着する方法を考えてきましたが、帯を楽しむ上で重要なポイントがあります。

それは普通の帯にも言えることですが、腰の補正をしっかりやることです。

着用中に帯が下がってこないように、お太鼓がきちんと背中におさまっていられるように補正をすることで、一日中快適に帯を着用していられるからです。

ちなみに、私は以下の補正パッドを使っています。

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