夏の暑い日、みなさんはどの様に水分補給をしていますか?
今は誰もがペットボトルを持ち歩く時代。
自販機で買ったペットボトルで勢いよくラッパ飲み……
待って! 和服でペットボトルのラッパ飲みはNGです!
CMでは女優さんが和服姿でラッパ飲みしているようですが、
あまり上品とは言えず、また、ラッパ飲みは口からこぼれやすいので、
大切なきものを汚してしまします。
そこで、今回は和装で上手に水分補給をする方法をご紹介したいと思います。
水分を持ち歩くとき気をつけること
和装時に飲み水を持ち歩く際、気をつけたいのは以下の2点です。
- 重さと大きさに気をつける
和装時の持ち運びはハンドバッグの中が主になりますが、大きな容器や重いものは持ち運びが不便だったり、そもそもバッグに入らなかったりします。 - 口からこぼれ落ちることに注意する
洋装に比べて自由がきかない、また人によっては慣れない和装。
この状態で口に液体を流し込むと、不幸にも口からこぼれて、
きものを汚してしまうことも。出来ればストローを使いたいところです。
では、
上記2点を気をつけた上で、どの様な選択肢があるのか考えてみました。
軽い&安全&上品な飲み水の持ち運び方は?
そこで考えたのが、小型のペットボトル+ストローを使う方法です。
とても簡単なことですが、ストローをペットボトルの中に1本入れておくだけで、
すごくエレガントに水分補給することが出来ます♪
ペットボトルは裸では上品ではないので、
こちらも当日着る、きものに合ったカバーを掛けてしまいましょう。
刺繍つきのミニポーチや……
端切れを自分で縫い合わせた袋なんかもグッドです。
写真では350mlのペットボトルを使っていますが、
わたしはよく120mlのペットボトルを使っています。
これならバッグの中でも場所をとりません。
これ、飲むヨーグルトの容器です。バッグの中でも場所をとりません。
また、必ずハンカチかタオルを手に持って開けて下さい。
ストローを取り出す時に中身がほんの少し出ることがあるので気をつけて!
(なお、ストローがついたペットボトルキャップもありますが、
ハンドバッグの中で中身がもれることがあるので、あまりお薦めしません。)
越後上布(35年前)の着物、羅織り(45年前)の帯、鼈甲ブローチを帯留めに。
ホースヘアのハンドバッグには、今日ご紹介したペットボトルも入っています。
※ それぞれのアイテムは、次回以降にご紹介します!
それでは、暑さに負けずに楽しいきものライフを♪