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手ぬぐいを楽しむ

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今日は手ぬぐいの便利さと、楽しみ方をご紹介します。

手ぬぐいを飾るための額もレビューします。

1.手ぬぐいを飾る

①美しい図柄

先日、春らしい手ぬぐいを購入しました。

 

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濱文様の絵てぬぐいです。

濱文様 絵てぬぐい 桜花らんまん ピンク

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広げてみると一幅の絵のようです。
(サイズは90cm×34cm)

 

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これからの季節、お出かけ用に使用するつもりでしたが、少しもったいなくなり、飾ってみようと思いました。

②額を購入

飾るための額を購入しました。

 

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注文後、3日で届きました。

片手で持てる軽さで、段ボール箱が薄いのが意外でした。

 

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段ボールを開けると緩衝材無しで入っていました。

 

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岐阜の木工屋「手ぬぐい額縁」です。

商品説明

  • 大きさ:外寸/361mm×917mm、内寸/315mm×871mm
  • 重さ:約1kg
  • UVカットペット板仕様の軽量タイプ
  • 岐阜の工場で製作
  • 壁掛け紐・金具付き
  • 縦横どちらでも飾れる

価格は3,899円(送料込)でした。

③飾ってみる

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額に入れると一段と桜が綺麗に見えるようです。

 

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手元にあったこんな手ぬぐいも…

 

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「絵てぬぐい」のような美しさはありませんが、夏に掛けたら涼しそうです。

大きい手ぬぐいの場合

額は、34cm×90cmの小さめの手ぬぐいに合わせて作られています。

 

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桜の手ぬぐいは額にピッタリでしたが、この手ぬぐいは大きめなので、縁(ふち)がこれくらい余ります。

 

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その場合はタテヨコの縁を折り返し、テープで台紙(中板)にとめてから裏板をはめます。

 

2.手ぬぐいをフェイスタオルとして

①洗顔あとは何で拭く?

皆さんは洗顔のあと、顔を何でふいていますか?

タオルでしょうか、それともティッシュペーパー?

または、拭かずにすぐ化粧水をつける人もいるかもしれません。

タオルでゴシゴシ拭く人はいないと思いますが、タオルは繊維が顔についたり、一回使用するたびに洗濯しても、徐々にタオルに臭いがついてきたりします。

タオルは吸水性はありますが、すぐには乾かないので、洗濯を待つ間に菌が繁殖することがあるからです。

手ぬぐいは濡れても干しておけばすぐ乾くので、臭いがつくことは少ないです。

②手ぬぐいで顔を拭く

当てるだけでこすらない

手ぬぐいは顔を拭くのに適していると思います。

洗顔後、1/2に切った手ぬぐいを半分に折ったもの(約34cm×23cm)を、まず生え際に当て、両手を使って顔を包み込むように軽く押さえます。

これで終了。決してこすらないことがポイントです。

一度で顔のすみずみまで覆う事ができるので、布を動かす必要がありませんし、タオルのように繊維がつくこともありません。

日本髪と手ぬぐい

若い頃、お正月の一週間を日本髪で過ごしたことがあり、そのとき初めて日本手ぬぐいの良さを実感しました。

洗顔後にタオルを使うと、どうしてもタオルが前髪やサイドの鬢(びん)に触れてしまうのです。

タオルの繊維が鬢付け油を塗った髪に付いてしまうことも気になりました。

それに対して手ぬぐいは、指先を使うことで細かいところまで届くので、安心できました。

その他、お化粧をしたり、櫛で髪をなでつけたりするときは、必ず衿元に手ぬぐいを掛けてから行います。

手ぬぐいは昔の日本人にはなくてはならないものだったことを肌で感じることができました。

 

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△手ぬぐいのありがたみを知った頃

 

3.手ぬぐいの扱い方

手ぬぐいの扱い方はとても単純なので、あえて述べる必要もないと思いますが、いくつかご紹介します。

①端の始末

手ぬぐいは端が切りっぱなしになっているのが特徴です。

洗濯などで長く出てきた糸は、布の耳のところでそっと切ります。

そのうちフリンジのようになり、ほつれなくなります。

②半分に切るとき

洗顔用などに手ぬぐいを半分にするときは

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半分のところにハサミを少し入れ、

 

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そこから手で裂きます。

 

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全部はさみで切るよりほつれが出ません。

 

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出てきた糸はそっと切ります。

 

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フリンジ状態になった手ぬぐいの端

 

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2枚のミニ手ぬぐいができました。

③洗濯

新しい手ぬぐいは染の部分が色落ちするので、はじめは手洗いがおすすめです。

その後は必ずネットに入れて洗濯します。

ネットに入れずに洗ってしまうと、ほつれた糸が他の洗濯物に絡んでしまうので注意しましょう。

大切にしたい染の手ぬぐいは、おしゃれ着洗いの洗剤を少し使って素早く水洗いすると、色褪せもなく長持ちします。

手で絞るか、軽く脱水したあと、一度畳んでシワを伸ばしてから干すと、アイロンは不要です。

④ハンカチやタオルの代わりとして

きものでのお出かけには手ぬぐいが欠かせません。

食事の時、広げたハンカチを帯の上から掛けると安心ですが、そうすると膝の上はガードできません。

そこで、二つ折りの手ぬぐいを膝の上に置きます。二重になっているのでハンカチより安定します。

ハンカチ代わりに使うとき、切りっぱなしの端から糸が出ていると、目立つことがあります。

手ぬぐいはそれでOKなのですが、気になる場合は……

 

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このように縫っておきます。

細かくまつるのは大変なので、細い三つ折りにして平縫いにしました。
(もちろんミシン縫いでも大丈夫です)

 

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以前ご紹介した、バッグに入れて持ち歩くときの手ぬぐい。いずれも端を縫ってあります。

 

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浴衣のお出かけにも手ぬぐいをバッグに入れて…

出かける時の持ち物については、こちらの記事で取り上げています。

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