帯飾り「根付」を考える


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1. 皆さんは帯飾り「根付」を付けていますか?

最近は若い人たちが浴衣を着る時に、
可愛い帯飾りを付けているのをよく見かけます。
洋服を着て最後にネックレスやイヤリングをするような感覚でしょうか……。

楽しみながらきものを着ている姿は見ていて嬉しいものです。

私の子供時代の帯飾りのイメージは、
年配の女性が根付のついた“がま口”を帯の中に入れていて、
買い物をする時に取り出す…というものでした。

けれども母が付けているのを見たことがなかったので、
私は最近になって周りの方を参考にしながら楽しむようになったのです。

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2.帯飾りをどのように付けるか?

帯飾りをつける方法は色々あります。

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①小銭入れに付けて帯に挟む

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日本製の小銭入れや印鑑入れの留め金には、
ほとんど根付を付ける穴があります。

 

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外国製にはありませんね。

小銭入れを帯飾りだけの為に使用するなら、
帯を傷めない布製の小さい物が良いでしょう。

 

②小銭入れ以外のものに付ける。

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私が使っているのは茶席用の楊枝入れです。

 

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根付けを布に縫い付けたものを楊枝入れに挟んでいます。
布製の名刺入れなどでもよいかと思います。

 

③帯飾りプレートを使う。

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これが一番一般的で簡単ですね。

価格も安いので(写真のプレートは432円)、
複数枚用意しておくと便利です。

 

 

3.帯飾りの位置

左側に付けている方が多いようですが、
「扇を左にさす時は右に付ける」という人もいます。

又、帯の柄の出方によっても付けたい位置は変わるような気がします。

 

 

4.帯飾りの選び方

帯飾りは小紋や紬、浴衣の時、
つまり普段着に遊び感覚で付けるものですから、
決まりごとはなさそうです。

好きな物をその日の気分で楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

5.私の帯飾り

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▲ 瑪瑙の打ち出の小槌

きものの色と合わせてみました。

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▲ 堆朱の魚

擬態の魚をイメージして遊んでみました。

 

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▲ スワロフスキーに小さな金色の亀

盛夏ゆえ、
涼感を出すためにガラスの根付けをあしらいました。

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▲ 珊瑚の瓢箪

さし色で珊瑚の根付を選びました。

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かんざしも珊瑚にしました。

 

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▲ 象牙の瓢箪(小瓢箪入り)

たまたま帯や帯締めと根付紐の色が一緒だったので、
合わせてみました。

以上、ご紹介したものはあまり意味のない選び方でしたが、
きものや帯の柄をふまえ、そのテーマに合ったものや、
季節を表現する物を選ぶのも素敵だと思います。

 

 

6.ちょっと注意

濃い色の根付紐(赤や紫)は摩擦などで色落ちする可能性があるので、
薄い色の帯や帯揚げに合わせる時には注意が必要です。

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付け替えが可能ならば、
このような薄い色の紐にすることをおすすめします。

 

必要はなくても、付けると意外に楽しい根付の帯飾り。

皆さんも楽しんでみてはいかがですか。


この記事に対するコメント

2 Comments on "帯飾り「根付」を考える"

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みやこどり

羊年の初めは、やはり小さな羊の根付けなどが可愛いだろうと思いつつクリックしたところ、期待たがわず揃い踏み(^O^)
素敵な新年のトピックをありがとうございます。干支の、特に、実在の動物は、和装では帯留めと根付け辺りしか出番がなさそうですが、コロンとした羊は、新年を暖かく優しい気持ちではじめるのを助けてくれそうですね。

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