「帯」タグアーカイブ

「羽織」を考える1 ~写真で見る昔の羽織 ~

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1.大正時代

羽織は本来男性のもの。
女性が羽織を着るようになったのは明治期以降のようです。

男性用と違い、第一礼装にはなりませんが、
黒(紋付)羽織は略礼装として昭和50年代まで使われていました。

冒頭の写真も含めこれから紹介するのはすべて我が家に残る写真です。

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①大正10年1月5日、親戚が集まっての記念写真
女性はほとんどが正装の黒紋付きの重ね着ですが、
中央のおばあさん(未亡人・当時67歳)が黒い羽織を着ています。
冒頭の写真は大正13年のもの。未亡人のおばあさんとその娘です。

 

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帯飾り「根付」を考える

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1. 皆さんは帯飾り「根付」を付けていますか?

最近は若い人たちが浴衣を着る時に、
可愛い帯飾りを付けているのをよく見かけます。
洋服を着て最後にネックレスやイヤリングをするような感覚でしょうか……。

楽しみながらきものを着ている姿は見ていて嬉しいものです。

私の子供時代の帯飾りのイメージは、
年配の女性が根付のついた“がま口”を帯の中に入れていて、
買い物をする時に取り出す…というものでした。

けれども母が付けているのを見たことがなかったので、
私は最近になって周りの方を参考にしながら楽しむようになったのです。

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古いきものを着る時に注意する3つのこと

 

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◇はじめに◇

~昭和20年代の御召縮緬を着てみました~

前回ご紹介した御召縮緬(おめしちりめん・普通はお召しといわれる)は、
大正から昭和30年代にかけて流行した絹織物です。

通常の縮緬よりコシがあり丈夫な為、
おしゃれ着として大変着やすいきものだそうです。

大正時代に女学生の間で流行した矢羽根模様(矢絣)のきものも、
お召しが多かったようです。

この紅葉模様のきものは母が20代から30代(昭和20~30年代)に着用していたものです。
私が生まれる前によく着ていたようで、私には着ている母の記憶がありません。

けれども一枚だけ写真が残っていました。

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