イベント訪問

弥生美術館・竹久夢二美術館に行ってきました!

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今日は東京都文京区弥生にある弥生美術館・竹久夢二美術館をご紹介します。

1.弥生美術館について

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弥生美術館は昭和59年(1984年)に弁護士鹿野琢見(かのたくみ)氏(1919年~2009年)によって設立されました。

昭和4年、9歳の少年だった鹿野氏は雑誌「日本少年」に掲載された挿絵画家・高畠華宵(たかばたけ かしょう)の絵「さらば故郷!」を見て感銘を受けました。

 

 

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▲ 鹿野少年が感動した「さらば故郷!」
(引用元:美術館パンフレット)

それから36年後の昭和40年、華宵が ある老人施設にいることを知り、鹿野氏は少年時代の感動を伝える手紙を華宵に送りました。

これをきっかけに二人の親交が始まり、鹿野氏の尽力で、華宵は再び展覧会を開くなど脚光を浴びました。華宵の死を看取った鹿野氏。その18年後、彼は華宵の作品を公開するための美術館創設を果たしたのです。

 

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▲ 弥生美術館・華宵の碑

さらにその後、大正ロマンの源流である竹久夢二の作品も集められ、平成2年に「竹久夢二美術館」が同地に創設されました。

 

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▲ 竹久夢二美術館前の碑

竹久夢二美術館のWEBサイト

 

2.高畠華宵について

1888年(明治21年)~1966年(昭和41年)愛媛県出身の画家。本名幸吉。

13歳から日本画、18歳から洋画を学びました。大正4年、華宵27歳の年から『少年倶楽部』に執筆を開始。これを機にその後約20年間雑誌などの出版美術界に君臨し、一世を風靡しました。

 

3.華宵の作品を見た感想

鑑賞した華宵の作品の一部を絵葉書から引用してご紹介します。

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▲ 大正15年

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▲ 大正末期

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▲ 大正末期

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▲ 昭和初期

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▲ 昭和4年

高畠華宵の絵は優美で柔らかい印象を受けます。そして絵の中では洋装、和装の女性たちが生き生きと輝いています。当時の新しい文化の情報源として、現代のファッション誌と同じような役割を果たしていたのでしょう。

平成の私たちにとっては新鮮で魅力的。驚きと共に絵に見入ってしまいました。

 

4.竹久夢二について

1884年(明治17年)~1934年(昭和9年)。岡山県出身の画家・詩人。本名茂次郎(もじろう)。

16歳で上客し21歳で挿絵画家としてデビュー。センチメンタルな画風の〈夢二式美人画〉を確立しました。日本画・水彩画・油彩画・木版画の他、詩や童謡も数多く創作しました。大正ロマンを象徴する存在です。

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▲ 「姉と弟」(大正2年)

夢二と6歳上の姉を描いたもの。姉の松香は夢二の美人画に影響を与えた最初の人だそうです。

 

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▲ 「晩春」(大正15年)

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▲ 「宵待草」(昭和9年)

 

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3月上旬、着物大先輩の友人(80代の方)と一緒に行きました。夢二の作品に登場するような縞の着物に桜刺繍の半襟をコーディネートしていらっしゃいました。まだ寒さを感じる頃でも、桜の刺繍を見るだけで心が浮き立ちます。

 

5.企画展「谷崎潤一郎文学の着物を見る」

3月31日、企画展初日に再び弥生美術館を訪れました。

 

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弥生美術館向かい(東京大学)の桜も満開でした♪

 

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▲ 特別展のチラシより引用

「細雪」「痴人の愛」「春琴抄」「秘密」などの谷崎作品に登場するヒロインの姿を、アンティーク着物で再現するという企画展です。

当時の挿絵と併せて物語のあらすじも紹介されているので、小説を知らない人でも楽しめます。アンティークの着物とその取り合わせを間近でゆっくり鑑賞できて大変興味深い展示でした。

直接アンティーク着物に触れられるコーナーもありました。又、帯留や刺繍半襟の販売もしていました。

アンティーク着物ファン必見のこの企画展は6月26日まで開催され、会期中の展示替えもあります。

 

6.夢二カフェ「港や」

美術館を訪れるもう1つの楽しみはカフェです。

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店名の「港や」は、夢二が大正3年に東京・日本橋に開店した小間物店「港屋絵草紙店」から名付けられたそうです。

 

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飲み物やスイーツだけでなく、カレーやバニーニ(ホットサンド)も美味しいのでおすすめです。

 

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美術館のチケットを提示すると珈琲または紅茶が300円になります。

 

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カフェ前に植えられた花も桜に負けじと綺麗に咲いていました。

 

7.おみやげ

ミュージアムショップでは、夢二と華宵のグッズや図録・書籍の販売をしています。

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私は絵葉書と一筆箋を購入しました♪

 

 

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